5カウントダウンカード|セルフワーキングマジックの種あかし
20枚のカードを使って行うセルフワーキングマジックです。実際に女の子と一緒に声を出してカウントダウンしながら行ってください。
実演動画
準備
各マークのA~5までの20枚のカードを抜き出してよく切っておく。
手順1
「今日はA~5のカードだけを使ってカウントダウンをしましょう。」
まず、20枚の中から好きな1枚を抜き出して覚えてもらう。覚えたら、「下から2枚目」に戻してもらいフォールスカットをする。
※下から2枚目に戻す方法はいろいろありますが、動画では右手の1番上のカードを左手に取り、その上に覚えたカードを戻してもらい、右手に残ったカードを重ねただけです。
相手が覚えている時に分けておけば、下から2枚目に戻したことはまず気づかれません。
手順2
次に、まず5からコールを始め、4、3、2とカウントダウンしながら、声に合わせて、上から順番にカードをめくって、テーブルの上に1枚ずつ重ねていく。
そして、コールした数と出したカードの数が一致したら、そこでストップする。例えば3とコールした時に出したカードの数字が3だったらそこでストップし、1回目は終わり。また5からカウントダウンを始めながら、隣の場所にカードを出していき、一致したらストップ。それをもう一度繰り返す。(合計3回行う)
もし、1までカウントダウン(5枚出しても)しても数が一致しなかった場合は、テーブルの上の5枚を裏向きに戻し、「ゼロのカードはないので、1枚足して順番を変えてからもう一度行います。」と言う。
そして、手元の束の1番上のカードを、裏向きに戻した5枚の上に重ね、その6枚をまた手元の束の上に重ねてから、もう一度カウントダウンを行う。
手順3
テーブルに3つの山が出揃ったら、それぞれの山の1番上のカードを指さして、(仮に5と4とA(1)が出ていたとします)「この5、4、1というカードはカウントダウンでたまたま出た数字です。これが、3、3、2だったり、2、1、4の場合もありますよね?では、この偶然、揃った3枚のカードの数字を足してください。」と言う。 (この場合は10)
※言い方が長ったらしいですが、偶然、出揃ったことを強調しておくと良いでしょう。
手順4
「では、合計がたまたま10なので、今度は10からゼロまでカウントダウンしましょう。」と言って、手元に残ったカードの1番上のカードから、カウントダウンの声に合わせて裏向きにテーブルに重ねていく。
ゼロの声に合わせたカードだけは表向きに示す。「これが、あなたが覚えたカードですね。」
※カウントダウンを始める数字は、合計の数に合わせてください。合計が12の時は、12からカウントダウンを始めれば、必ずゼロの時に相手が覚えたカードが出てきます。
補足
手順を読むとややこしく感じるかもしれませんが、動画を見れば簡単です。最後のカウントダウンは、だんだん声を大きくしていき、ゼロの時は絶叫系でやると決まります。
52枚全部使って行うバージョン、数字札40枚だけ使って行うバージョンもありますが、数字が一致するのに時間がかかりすぎ、間延びしてしまうのでこれが1番実践向きではないかと思います。