超能力者は失敗を認めない|セルフワーキングマジックの種あかし
超能力でジョーカーを1回で出して見せると宣言しますが、1回どころが最後の1枚まで出てこないのが逆に凄いという演出です。マジックと呼ぶにはインパクトが弱いですが、BARなどで女子と二人の時、ひまつぶしに良いでしょう。
実演動画
準備
同じマークのA~10までの10枚とジョーカーを抜き出し、ジョーカーを束の1番上にセットしておく。
手順1
上記の11枚を適当にフォールスシャッフル、フォールスカットしてから(面倒ならそのままはじめても構いません)「この中に1枚だけジョーカーが入っていますが、私の超能力でジョーカーを1回で出して見せます」と言う。
※動画では1番下にあったジョーカーをトップにコントロールしています。
手順2
まず、束の1番上のカード(これがジョーカー)を1番下に回し、次にもう一枚下に回す。次のカードを表向きにめくる。(当然、ジョーカーは出てこない)
それをジョーカーが出てくるまで同様に繰り返す。
※手順通りにやれば、ジョーカーは最後の11枚目まで出てきません。
手順3
ジョーカーが出てきたら出てきた枚数を確認するが、それは最後の11枚目。
「1回で出すより逆にすごいですね。」
補足
演出がすべてのマジックです。延々と11回も同じことをやっても全くつまらないので、「次が本番です」「体調が悪い」「出す回数を予言する」など適当な事を言って間を持たせるのがポイントです。
女の子にやらせて、マイナスの超能力があるというオチにしたり、あなたと女の子が交互に行い、ジョーカーが出たら負けというBARベットゲームにしても良いかもしれません。その場合は相手に先攻をやらせると必ずあなたが勝ちます。
今回はジョーカーを含む11枚で行いましたが、7枚、13枚でもできます。